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唐津くんちの曳山はグレート!14基全てを画像で紹介するよ!!

唐津くんちの曳山はグレート!14基全てを画像で紹介するよ!!

唐津くんちといえば、曳山(ひきやま)が有名ですね^^

毎年50万人
唐津くんちを見に来るけど、
ほとんどの人の目的は曳山を見ることじゃないかな?

知らない人のために言っておくと、
曳山は全部で14基(き)あります。

重要有形民族文化財にも指定されてる凄いものなんですよ^^

唐津くんちの曳山には詳しいよ!何度も見てるもん!

って人も、
14基全てを見比べた事はないのでは?

ということで、素敵な素敵な、
唐津くんちの曳山14基を、
画像付きで紹介していきます^^

あ、
その前に曳山そのものについて、
簡単に説明します♪

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唐津くんちの名物、曳山ってなに?

曳山というのは、
お祭りの山車(だし)の一種です。

多くの曳山は、豪華な装飾が施されています。

唐津の曳山には、
動物(想像上のもの含む)や、
の装飾がなされています。

唐津くんちの特徴は、
乾漆(かんしつ)という技法で作られていること。

どの曳山も、

江戸後期~明治初期

に作られたんですが、
相当な手間がかかっています。

以下、唐津くんちの曳山が作られた際の工程です。

まぁ、豆知識として
知っておいてください^^

  1. 粘土で曳山のをとる
  2. 良質の和紙200枚程度重ねて厚みを作る
  3. 和紙の中の粘土を取り外す
  4. 和紙の上から(うるし)を塗る(※1)
  5. 金箔・銀箔を貼り付ける(※2)
  6. 樫(かし)造りの台車に載せる

※1: 漆塗りは下地を7~8回塗った上で、
   中塗り、上塗りをしています

※2: 1~5までが、
   装飾物の製作過程

凄い手間がかかってますよね^^;

何でも現在の制作費に換算すると、

1~2億円

になるのだとか…。

重要有形民族文化財
指定されるだけのことはありますね♪

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唐津くんちの曳山14基を画像で紹介

さて、唐津くんちの曳山の知識はバッチリですね?

それでは、1番から14番までの
曳山を順番に画像付きで紹介していきます♪

ちなみに番号がつくと、
曳山は”やま”と読みます。

  • いちばんやま
  • にばんやま

という具合で読んでください。

1番曳山 刀町の赤獅子

それでは、1番曳山から!

1番曳山 刀町の赤獅子引用: 眺めのいい部屋

唐津くんちの曳山で、
最も古くに作られたのが、

刀町(かたなまち)の赤獅子

です。

あ、言い忘れてましたが、
番号は曳山が作られた順で割り当てられてます。

この曳山は、

1819年(文政二年)

製作です。

赤色の獅子は迫力がありますね。

2番曳山 中町の青獅子

2番曳山 中町の青獅子引用: 九州あちこち歴史散歩

2番曳山は、

中町(なかまち)の青獅子

です!

立った耳がチャームポイントでしょうか?

1824年(文政七年)

に作られたものです。

3番曳山 材木町の亀と浦島太郎

3番曳山 材木町の亀と浦島太郎引用: 九州あちこち歴史散歩

3番曳山は、

材木町(ざいもくまち)の亀と浦島太郎

亀にちょっと迫力があります。

1841年(天保十二年)

の製作ですが、
当初は宝珠(ほうじゅ)が
乗っかっていたんですって。

※宝珠
= 大切な宝の玉

4番曳山 呉服町の九郎判官源義経の兜

4番曳山 呉服町の九郎判官源義経の兜引用: びびっと!からつ

4番曳山は、

呉服町(ごふくまち)の九郎判官(くろうほうがん)源義経の兜

です。

牛若丸で有名な源義経ですね。

1844年(天保十五年)

の製作です。

5番曳山 魚屋町の鯛

5番曳山 魚屋町の鯛引用: 眺めのいい部屋

5番曳山は、

魚屋町(うおやまち)の鯛

です。

何だか愛嬌のある顔ですね^^

1845年(弘化二年)

の製作です。

ところでこの鯛、金魚に見えません?

6番曳山 大石町の鳳凰丸

6番曳山 大石町の鳳凰丸引用: 唐津散策

6番曳山は、

大石町(おおいしまち)の鳳凰丸(ほうおうまる)

です。

鳳凰丸というのは、
江戸幕府が海軍力のために
建造した西洋型軍艦のこと。

「西洋型」ですが、
その船首には鳳凰がつけられていたんです。

1846年(弘化三年)

の製作です。

実際に鳳凰丸が出来上がったのは、
1853(嘉永六年)とされているので、
この鳳凰丸は想像で作ったと思われます。

7番曳山 新町の飛龍

7番曳山 新町の飛龍

7番曳山は、

新町(しんまち)の飛龍(ひりゅう)

です。

飛龍は飛ぶ龍のことですね。

1846年(弘化三年)

の製作です。

8番曳山 本町の金獅子

8番曳山 本町の金獅子

8番曳山は、

本町(ほんまち)の金獅子(じし)

です。

読んで字のごとく、
金色の獅子です。

獅子はライオンのことですね。

1847年(弘化四年)

に製作されたものです。

9番曳山 木綿町の武田信玄の兜

9番曳山 木綿町の武田信玄の兜引用: Portfolio site

9番曳山は

木綿町(きわたまち)の武田信玄の兜

です。

1864年(元治元年)

に製作されたものです。

武田信玄は
信濃(しなの)の武将ですが、
唐津でも人気があるんですね^^

10番曳山 平野町の上杉謙信の兜

10番曳山 平野町の上杉謙信の兜引用: 九州あちこち歴史散歩

10番曳山は、

平野町(ひらのまち)の上杉謙信の兜

です。

武田信玄のあとには、
ライバルの上杉謙信を作ろうと思ったんでしょうか?

1869年(明治二年)

に製作されたものです。

11番曳山 米屋町の酒呑童子と源頼光の兜

11番曳山 米屋町の酒呑童子と源頼光の兜引用: 九州あちこち歴史散歩

11番曳山は、

米屋町(こめやまち)の酒呑童子(しゅてんどうじ)と源頼光の兜

です。

酒呑童子は、鬼の姿をして、
財や婦女子を奪ったとされる盗賊です。

僕には酒呑童子、
ダルマに見えるけど。

あ、製作年は10番曳山と同じ、

1869年(明治二年)

です。

12番曳山 京町の珠取獅子

12番曳山 京町の珠取獅子引用: 九州あちこち歴史散歩

12番曳山は、

京町(きょうまち)の珠取獅子(たまとりじし)

です。

1875年(明治八年)

に作られたもの。

唐津の名産である唐津焼に
珠取獅子があるので、
曳山になった、

という説があります。

13番曳山 水主町の鯱

13番曳山 水主町の鯱引用: Portfolio site

13番曳山は、

水主町(かこまち)の鯱(しゃちほこ)

です。

鯱って名古屋のイメージが強いけど、
唐津でも存在感を放ってます。

1876年(明治九年)

の製作です。

14番曳山 江川町の七宝丸

14番曳山 江川町の七宝丸引用: 九州あちこち歴史散歩

14番曳山は、

江川町(えがわまち)の七宝丸(しちほうまる)

です。

七宝丸は、
七つの宝を積んだ宝船のことです。

6番曳山である、
大石町の鳳凰丸の対(つい)として
作られたそうです。

1876年(明治九年)

の製作です。

こんな素敵な曳山の実物を、
唐津くんちでは見ることができます^^

唐津くんちの日程は、

11月2日~11月4日

唐津くんちにGOです!

 

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